DNS サーバ構築その4
では前回の続きから記載していきます。
zoneファイル
zoneファイルの記載をしていきます。 初めのzone項目はホスト名からIPアドレスを求める「正引き」についての設定ファイルを指定します。 2つめのzone項目はIPアドレスからホスト名を求める「逆引き」についての設定ファイルを指定します。
正引きファイル
正引きファイルの作成を行います。
vim /var/named/kzserver.mydns.jp.db
逆引き
逆引きファイルの作成を行います。
vim /var/named/1.168.192.in-addr.arpa.db
namedサービスを有効にする
BINDを再起動します。がうまく動きません。
前に行った
named-checkconf
を行います。
named.confの設定で問題があるようです。。
今回はここまでになります。
DNS サーバ構築その3
さてDNSサーバ構築を進めている訳ですが、ネットで調べるだけでは限界を感じて、専用書籍を購入してみました。 そこで再度named.confの設定に追記をしていきたいと思います。
vim /etc/named.conf
options の変更
どのネットワークからのリクエストを受け付けるかの設定変更をします LANのサブネットを設定します。
自宅のLAN内にあるパソコンからリクエストを受けるようにします、こちらもサブネットを記載します。
zoneファイルの指定
LANからの問い合わせの設定になります。
実際にzoneファイルを読み込む設定を書きます。
zoneファイルの設定
zoneファイルに正引き設定等を記載していきます。
vim /var/named/named.kzserver.mydns.jp.zones
といったところで今回は終わりになります。
DNS サーバ構築その2
さて前回設定がうまくいかないところで中断していましたが続きから書いていきます
前回の記事
nonaka-katuma-hal.hatenablog.com
まずはnamed.confの設定が間違っていないか
named-checkconf
というコマンドで調べてみます。
named.confの43行目で色々とエラーが出ていると表示されたので確認すると「;」が抜けていたりしていまして、、 修正を行ってから
service named start
をしてから状況を確認する
service named status
をすると
成功しているようです。
それではドメインから IPアドレスを確認していきたいと思います。
rndc.confの設定
rndcは、ローカル上またはリモート上にあるBIND9を制御するツールで 設定の再読み込み、namedサービスの停止(起動はできない)、統計情報の表示、キャッシュのクリアなどのために使用します。
まずはrndc の確認をします
rndc status
どうやら設定が間違っているということで
/etc/rndc.conf
の設定を行います
今回はここまでになります。
以下のサイトを参考にしました
CentOS 7: bindをインストールして内部ネットワーク向けにDNSサーバを立ち上げる - Narrow Escape
DNS サーバ構築その1
LINUXでDNSサーバ構築に関して試してみたので手順などを記載します。
DNSは名前解決ができるサーバーになります。 名前解決はドメイン名からIPアドレスまたその逆のIPアドレスからドメイン名を返すことになります。
まずはBINDのインストールになります。
yumを使ってインストールしていきます。
chroot
ルートディレクトリを変更するコマンドで今回はBINDでchroot機能を指定したのでサブディレクトリがルートディレクトリとして扱われます。
BINDの起動の前に設定が必要なので以下コマンドを実行する
これでBINDの起動を行います
起動しない、、
原因を調べてるために以下実行しました。
ゾーンファイルの設定が間違っているのか、、ちなみにゾーンファイルについては以下サイトを参考にしてください。
http://wa3.i-3-i.info/word12283.html
原因の調査をしていきたいのですが今回はここまでで続きは次回記載します。
以下のサイトを参考にしました。
LINUXの基本的動作と設定
前回LINUXをインストールしたので実際に使っていきます。
LINUXを起動したら「アプリケーション」から「端末」を選択します。
LINUXはコマンドと呼ばれる命令文を入力して処理を実行していきます。
コマンドの説明
pwd
現在自分がいるディレクトリを表示します。
ls
ディレクトリ内のフォルダーやファイルを表示します。
ls -a と-aを入れると隠しファイルの表示もできます
とまずは色々と知っているコマンドを試したのですが、画面の色微妙なので変えたい思います。 編集からプロファイルの設定を選択します。
タブの「色」を選択して、「システムのテーマ色を使用する」のチェックを外します。 デフォルトの色 のテキストと背景を変更することで色を変えらえれます。
CUIに戻るとこうなります。お好きな色に調整しましょう。
コマンドの実践
では実践的にまずはコマンドの使い方をいくつか記載します。
cd
現在いる階層(カレントディレクトリ)を変更するコマンドは「cd ○○」です、○○にディレクトリ名を入れるとそのディレクトリに移動します 現在の階層が以下の場合
/home/test←(ここにいる)/hoge/huga
「cd hoge」 でhogeディレクトリに移動します 「cd ..」で一つ上の階層のhomeに移動します。 「cd /」でルートディレクトリに移動します ちなみにcdはchange directoryの略になります。
mkdir
新たにディレクトリを作成したい場合は「mkdir ○○」と打ちます 現在いるディレクトリに新規追加されます。
clear
画面上のコマンドの履歴を消して画面を整理したい場合は「clear」とうつかCtrl+l で消すことができます。
rm
ファイルやフォルダを削除したいときは 「rm ○○」と打ちます また削除したいデータが複数存在している名前に同じ値や文字が入っている場合は*を使うことで同時に削除できます。
日本語入力
さてここまでコマンドなど見てきましたが半角英数字以外の日本語入力ができないということに気づきました(今更、、) 解決方法を調べたので記載します。
まずはアプリケーションから設定を起動します。
続いて、パーソナルの「Region & Lan guage」を選びます
つづいて入力ソースに「日本語(かな漢字)」を追加して設定します
これで日本語文字入力ができるようになりました。
下記のサイトを参考にしました。
LINUXのインストール
LINUXの勉強をしたいと思いインストールしてみたので手順など記載します。
LINUXのディストリビューション
LINUXにはいくつかのディストリビューションがありその中からCentOSを選びました。 理由はビジネス使われていて広く知られているためネットに情報があるだろうと判断したためです。
ディストリビューションの種類に関しては以下のサイトを参考にいたしました。
VirtualBoxのインストール
まずはVirtualBoxのインストールをしていきます。 VirtualBox とはPC 上に仮想的な PC を作成し、別のOS をインストール・実行できるフリーの 仮想化ソフトです。
ダウンロードページに移動して「Windows hosts」をおしてダウンロードします。
起動したらセットアップを進めてインストールします。
起動すると以下のようになります
新規をおして名前を入力しますCentOSと入れるとバージョンが自動で検索されてRed Hatと出てくるのでそのまま次へ
メモリサイズを指定します。
仮想ハードディスクを作成するにして作成をおします
ハードディスクのファイルタイプをVDIにして次へ
可変サイズでそのまま「次へ」をクリックする。
ハードディスクのサイズを決めます。
これで設定完了
CentOSのダウンロード
続いてCentOSの準備をしていきます。 下記URLへアクセスしましょう。
Get CentOS Nowをおします
DVD ISOをおします
Actual Country の中からどれか押すとダウンロードが開始されます
ダウンロードフォルダに追加されます
VirtualBoxにもどり「CentOS7」をおして起動させます
フォルダのアイコンをおして先ほどのダウンロードしたファイルを選択します。
すると「Install CentOS7」と出るので選択します。
するとCentOSのインストール画面に進むはずなのですが
、、、進まない? いつまで待っても進みません、、なんやこれ?
ということで色々と検索した結果BIOSの設定が済んでいないのではというところに行きつきました。
BIOSの設定
まず今回インストールするCentOS version7は64bitシステムが前提になります。
VirtualboxでCentOS7などの64bitシステムを動かすには、ハードウェアレベルでの「仮想化支援技術」が必須となる。「仮想化支援技術」に対応していない場合32bitシステムしか仮想化できません ではどうすればいいのか、BIOSの設定が必要になります。
BIOSの起動方法に関してはPCによりけりなので調べてもらいたい。 やることは「CPU」の設定で「Virtualization Technology」が「Disabled」になっていると思うので「Enabled」に変更します。
これでVirtualBoxで新規から作ると64bitを選択できます。
先ほどの流れでセットアップすると次に進めました。
LINUXインストール設定
ではLINUXのインストールの手順を記載します。 言語を選択するので普通に日本語を選びましょう
インストール前に様々な設定ができます。
インストール先を選択しましょう
この項目でパーティション設定を行う。パーティションというのはHDDやSSD上に仕切りを作るというかんじです。 Windowsだとはじめから「Cドライブ」や「Dドライブ」のように分かれていますが、CentOSは手動で分けることができます。
自動構成のパーテーション構成で進めてもいいですし、自分で設定したければ、パーテーションの構成を行いたいにして「完了」をおせば設定ができます。
ソフトウェアの選択に進みます デフォルトは「最小限のインストール」になっているのですが、今回は「GNOME Desktop」を選択します。
次はネットワークとホスト名を選びます ネットワークインターフェイスが表示されます。
Virtualboxを標準設定のままインストールしているので右上を「オン」にすれば細かい設定は特にしなくても問題ない。「完了」をクリックしてインストール作業を続行しましょう。
設定画面に戻ると以下のようになっています。
ここまで来たら「インストールの開始」を押しましょう
インストール中にrootパスワードとユーザーの作成を行います まずはrootのパスワードを設定します。
ユーザーの作成が完了したらインストールが完了するまで待ちましょう。
完了したら「再起動」をおします
以下の画面に進むので上の方を選択します。
ユーザー名が表示されるのでログインします
言語選択があるので日本語を選択
ようやく完了です。
ということで無事にLINUXのCentOSをインストールできました。
以下のサイトを参考にさせて頂きました。
ネットワークの確認アプリについて
会社や家の無線LANが遅いと感じたときに通信の強さを確認するアプリを調べたので記載いたします。
WiFi Analyzer
無線LANの電波状況を可視化できるツールになります。 Microsoftストアからダウンロードできます。
WiFi Analyzerは、ワイヤレス接続が不調である時など原因を突き止めるのに役立つ診断ツールになります。アクセスポイントの電波強度の変化をグラフで表示してくれます。
基本利用は無料でして、PRO版にアップグレードすると、アクセスポイントのフィルター機能、画面のタイムアウトを防止する機能などが使えるようになります。“PRO”版へのアップグレードはアプリ内課金(200円、または年額130円)になります。また、無償で12時間試用することも可能です。
では実際にインストールして使ってみます。
画面はこのような形でアクセスポイントごとのdBmが確認できます dBmについては以下のサイトでの説明をご覧ください。
またグラフ化することもできます。
NetEnum
こちらはLANを組んでいるときに、パソコンや周辺機器のIPアドレスが分からなくて調べるときや、LAN内のIPアドレスを表示させたいときに使えるソフトです。 以下からダウンロードできます。
「NetEnum」ネットワーク内のPCを表示・管理 - 窓の杜ライブラリ
ダウンロードが済んだら早速起動してみます。
「ファイル」→「検索」
pingが通るホスト(現在ネットワーク上にある・電源が入っている)、MACアドレスのを取得する、ベンダー名(メーカー名)を表示にします。 「検索」をおすとスキャンが始まります。
スキャンが完了すると結果が一覧表示されます。
といった形になります。ネットの不具合などを調べる際は参考にしてみて下さい。