DNS サーバ構築その8
前回に引き続きネットワークの設定をしていきます。
状態確認
まず現状のネットワークインタフェースの状態を確認するために
ip addr show
を実行しますと
ホストのネットーワーク状態を確認するには
nmcli device
を実行します現状接続されているかを確認できます。
ちなみに前回から設定をしているのがデバイスの「enp0s3」です
ネットワークインタフェースの現在の設定状態を確認する方法として
nmcli device show
というコマンドもあります。
設定コマンド
つづいて固定IPアドレス設定を行うコマンドが下記になります
nmcli connection modify enp0s3 ipv4.method manual ipv4.addresses "192.168.1.4/24, 192.168.1.1"
enp0s3 : ネットワークインタフェースの名称
ipv4.method manual ; 固定IPアドレスで設定するため
192.168.1.4/ : IPアドレス
24, : ネットマスク長
192.168.1.1" : デフォルトゲートウェイ
続いてDNSサーバの設定を行うコマンドを実行します
nmcli connection modify enp0s3 ipv4.dns "192.168.1.1"
ホスト名とドメイン名の設定を行います。
hostnamectl set-hostname localhost.localdomain
ネットワークの設定を変更したらネットワークを再起動して設定を有効にします。再起動は下記コマンドになります root権限が必要になります。
systemctl restart NetworkManager
DNSサービスの登録
DNSサービスを通して独自のドメインを取得します。 今回は下記のサイトを利用しました。
まずは右上の「JOIN US」をクリックします。
続いてアカウントの登録を行います。 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを記載します。
入力が完了したら確認用キーを入力して 「CHECK」ボタンを押します。
入力情報確認画面で間違いがなければOKボタンをクリックします。
登録が完了しますと設定したメールアドレスにIDとパスワードが記載されたメールが届くので確認します。
User LoginにMasterID , Password を入力してログインます。
ログイン出来たら、DMAIN INFOをクリックします
ドメインを取得
「mydns.jp」ドメインは無料で利用することができます。 ドメイン名、MXレコード、ホスト名などを入力します
ドメインが取得出来たら以下画面になります。
IPアドレス登録
画面左の「IP ADDR DIRECT」をクリックします
「IPv4 Address」にグローバルIPアドレスを入力します。 IPv6アドレスがわかる場合は「IPv6 Address」に入力して「CHECK」ボタンをおします。
下記サイトでIPv4アドレスとIPv6アドレスを調べることができます
確認画面で「OK」をクリックして完了です。
以上で登録は完了になります。というところで今回はここまでになります。