情弱エンジニアのなかのblog

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DNS サーバ構築その9

ドメインの取得も完了したのでlinuxの設定に戻ります。

サーバーのホスト名とドメイン名を変更します。 ダイナミックDNSサーバーに登録した名前をホスト名とドメイン名に分けて考えます。 最初のピリオドまでを「ホスト名」、それより後が「ドメイン名」となります。

では再度

nmtui

でNetworkManagerを開きます。

f:id:nonaka-katuma-hal:20180522232039j:plain

システムのホスト名を設定するでエンターをおします。

ホスト名を入力します。前回の記事で作成したドメインを使います、

f:id:nonaka-katuma-hal:20180522233259j:plain

設定が終わったら一度システムを再起動します。

IPアドレスの更新

IPアドレスを更新する設定をしていきます。そのためにもPOPサーバーにアクセスしてメールを自動取得するアプリケーションの「Fetchmail」を利用します。

yum install fetchmail

インストールで結構時間がかかるのでひたすら待ちます。 インストールが終わったらfetchmailの設定をしていきます。 ファイルをエディタ等で編集します。

nano /root/.fetchmailrc

下記内容を記入します。

defaults
 no rewrite
 no mimedecode

poll ipv4.mydns.jp
 protocol pop3
 username <MyDNS.jpのMasterID>
 password <MyDNS.JPのパスワード>

poll ipv6.mydns.jp
  protocol pop3
 username <MyDNS.jpのMasterID>
 password <MyDNS.JPのパスワード>

username と passwordは以前のドメイン設定時に届いたメールを確認してください。

作成したファイルのアクセス権限を変更します

chmod 700 /root/.fetchmailrc

定期的にIPアドレスを更新するように、Fetchmailを定期的に実行する設定をします。 root権限で下記を実行します。

EDITOR=/usr/bin/nano crontab -e

下記を記載します。

*/10 * * * * /usr/bin/fetchmail --all > /dev/null 2>&1

10分おきに更新を行う場合上記のように記載します。 これでIPアドレスが自動的に更新するようになりました。

crontabがないとエラーが出たらインストールします

yum install crontabs

ネットワークの設定はこのくらいとなります。 今回はここまでになります。