DNS サーバ構築その9
サーバーのホスト名とドメイン名を変更します。 ダイナミックDNSサーバーに登録した名前をホスト名とドメイン名に分けて考えます。 最初のピリオドまでを「ホスト名」、それより後が「ドメイン名」となります。
では再度
nmtui
でNetworkManagerを開きます。
システムのホスト名を設定するでエンターをおします。
ホスト名を入力します。前回の記事で作成したドメインを使います、
設定が終わったら一度システムを再起動します。
IPアドレスの更新
IPアドレスを更新する設定をしていきます。そのためにもPOPサーバーにアクセスしてメールを自動取得するアプリケーションの「Fetchmail」を利用します。
yum install fetchmail
インストールで結構時間がかかるのでひたすら待ちます。 インストールが終わったらfetchmailの設定をしていきます。 ファイルをエディタ等で編集します。
nano /root/.fetchmailrc
下記内容を記入します。
defaults no rewrite no mimedecode poll ipv4.mydns.jp protocol pop3 username <MyDNS.jpのMasterID> password <MyDNS.JPのパスワード> poll ipv6.mydns.jp protocol pop3 username <MyDNS.jpのMasterID> password <MyDNS.JPのパスワード>
username と passwordは以前のドメイン設定時に届いたメールを確認してください。
作成したファイルのアクセス権限を変更します
chmod 700 /root/.fetchmailrc
定期的にIPアドレスを更新するように、Fetchmailを定期的に実行する設定をします。 root権限で下記を実行します。
EDITOR=/usr/bin/nano crontab -e
下記を記載します。
*/10 * * * * /usr/bin/fetchmail --all > /dev/null 2>&1
10分おきに更新を行う場合上記のように記載します。 これでIPアドレスが自動的に更新するようになりました。
crontabがないとエラーが出たらインストールします
yum install crontabs
ネットワークの設定はこのくらいとなります。 今回はここまでになります。